<第3章>2月2日大阪出発 4月3日帰国

通勤道路~闘いはここから~

毎日通っていた道。
毎日違う表情が表れるのでおもしろい。
しかし、道は雪で凍結しており
なるべく路面が見えている所をゆっくり走行して向かいます。
ここからすでに、自然との闘いが始まっています。

屋根施工

~荷上げ作業~

クレーンのオペレーターはチリの方だったので
スペイン語を話せる弊社社員が通訳をし、無線で合図を送るという
通常の現場にはない難しいコミュニケーションが求められました。
しかし、このリアルタイムでの翻訳は
声のトーンやわずかな間から現場の緊張感を共有し
安全な荷上げを成立させました。

へたりこんでいるのではありません。
荷上げの間の待ち時間、立っていると飛ばされる危険がある為
このように座り込まないといけないのです。
強風の為、何度もレッカー作業が中止になりました。
荷上げは緊張が走る、大変な作業でした。

~屋根ゲート部と16面体のイソダッハ張り~

屋根材の本締め作業。

ゲート部の屋根 取付け完了。

夜のうちに積もった雪が溶けずに凍っています。
朝のうちは作業できない日もしばしば。

ゲート部の外壁張り。
凍結があり、日が差している方向から取付け始めます。

屋根は16面体。
図面通りにいかない箇所も多く
現場で知恵を出し合い、屋根材をカットして
現物に合わせていく試行錯誤の連続。
職人の「腕の見せどころ」です。

屋根材取付後の役物取付。
こちらは棟部の作業の様子です。

屋根と外壁のすき間の面土取付。
風がとても強いので、長いビスを多めに使用し
強固に固定しました。

最終の役物仕舞に取りかかっています。
いよいよ最後の追い込みです。

イソダッハ施工完了。
雪と強風に耐えられる様にと
頑丈で丁寧な施工を心がけました。

足場解体~姿を現した天文台~

屋根の施工が全て終わり
足場解体が始まりました。

足場解体が進み、天文台が姿を現してきました。

足場が全て撤去されると、無機質は鉄の骨組みではなく
アタカマの空の下で鈍く光を反射する
美しい天文台が姿を現しました。
「この壁を自分達が取り付けたんだな」
「あの屋根の上で、作業をやり切ったんだな」
という実感が湧き上がってきました。

最後の下山~感謝と共に~

最後に下山した時、遠くに見えた山の上の天文台。
見納めになるな、と思った瞬間。
「帰れる嬉しさ」と同時に「終わってしまう寂しさ」
という複雑な感情が込み上げてきました。

最後に。
「貴重な経験をさせてくれた会社。
僕達を送り出し、日本での仕事を頑張ってくれた千屋板金のみんな。
右も左もわからない時から、僕達をサポートしてくださった皆様。
全てに感謝します。 ーメンバー一同」